介護事務の資格は本当に必要なのか?

介護事務の資格

介護現場をデスクワークで支える”介護事務”のお仕事。

無資格や未経験でも働けることから、近年女性を中心に人気を集めています。

しかし、介護事務について詳しく調べてみると、「資格がなくても働ける」という情報がある一方で、「資格がないと不利」「資格は取ったほうが良い」という意見も同じくらい目にします。

そのため、

一体、どっちを信じたらいいのか分からない・・・。

と、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで当記事では、現役スタッフである筆者の目線から、介護事務の資格の必要性について詳しく解説します。

資格取得を検討中の方は、じっくりと読んだうえで判断してみてください。

それでは、一緒に見ていきましょう!

介護事務の資格は何のために必要なのか?

介護事務の仕事内容

資格の必要性を考える前に、まずは業務内容について理解しておくことが大切じゃ。ここを抑えておかないと、そもそも正しい判断ができんからな!

介護事務の仕事は、大きく以下の4つに分けられます。

①介護報酬請求業務
②窓口業務
③ケアマネのサポート
④その他事務全般

それぞれの業務の詳細については、以下の記事も併せて参考にしてください。

介護事務(ケアクラーク)の仕事内容とは?

2020.03.28

要約すると、介護事務は介護サービスを提供する事業所にて、介護報酬請求業務や受付などのデスクワークを中心におこなう仕事です。

他にも、スタッフの出退勤管理や会計処理、備品類の管理・発注、連携機関への連絡、提出書類の作成などを行っています。

年齢や経験に左右されず働くことができるため、これから介護業界で働きたい方にとって最適な職業だと言えるでしょう。

資格取得後は、以下のような職場で働くことができます。

介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、グループホーム、訪問介護事業所、訪問看護ステーションなど

 

介護事務の重要な役割

介護事業所や施設の収入の大半は、介護保険制度に基づく”介護報酬”によるものです。

そして、その請求を担うのが介護事務の役割になります。

もし万が一、請求内容に誤りがあった場合、提出した書類が差し戻されたり、前月の収益を減額されたりするリスクもあるため細心の注意を払わなければいけません。

それこそ、一歩間違えば事業所の経営に多大な損害を与えてしまうことも・・・。

そのため、介護事務を担当するスタッフは、介護保険の知識や請求業務のスキルを十分に習得したうえで業務にあたる必要があるのです。

 

 

介護事務の資格は全て『民間資格』

介護事務の仕事に就くうえで、資格は必須ではありません。

医師や看護師のような国家資格ではないため、資格がなくても介護事務の仕事に就くことは”法的には可能”です。

とはいえ、介護事務はとても専門性が高い仕事。正直、何の知識もないド素人が突然現場に出たら、十中八九大変な思いをすることになります。

私も最初は1人で務まるのか、とても不安でした・・・。

毎月10日締切の請求業務は結構忙しくて、最初はいっぱいいっぱいだったんですよね。

それこそ、ミスするわ、テンパるわ、余裕が無くなるわ。

で、さらに不安や緊張から周りが見えなくなって自己嫌悪。

完全に玉砕しました。

就業後すぐ、

「この仕事を続けていくには絶対に知識が必要だ!」

と強く感じ、介護事務の資格を取得することを決意。

一から勉強したことで、少しずつ業務にも慣れ、テンポ良く仕事をこなせるようになりました。

先述した通り、必ずしも介護事務の資格がないとこの仕事に就けないわけではありません。

しかし、介護保険制度の仕組みや福祉制度、介護報酬を請求するための『レセプト作成』に必要な知識や計算の仕方はわりと煩雑です。

当然ながら、一般的な事務作業とは全く異なります。

就業先に、仕事の手順を優しく教えてくれる先輩スタッフがいれば話は別ですが、人材不足が叫ばれている今、どこの施設も新人につきっきりで手取り足取り教えている暇などありません。

そう考えると、事前に資格を取得し、ある程度の業務フローは理解したうえで現場に出たほうが、スムーズに職場にも馴染めるんじゃないかなぁと思います。

私自身、資格を取るために勉強したことは、仕事をするうえで大いに役立っています。利用者さん一人ひとりによって対応は異なるので、教科書通りとはいきませんが、基本の知識があるからこそ応用も効くのだと思います。

介護事務の資格を取得する3つのメリット

ケアクラーク資格

①就職活動で有利になる

介護事務の資格を取得しておくと、就職活動の際、採用担当者にアピールしやすいメリットがあります。

採用する側の立場になって考えてみれば分かることですが、企業としては極力『経験者』を雇用したいのは当然の話。

例えば、

Aさん:経験者
Bさん:資格あり
Cさん:経験も資格もなし

という状況であれば、Aさんが一番有利、その次にBさん、最後がCさんの順番になってしまいますよね^^;

とくに未経験から採用突破を目指すのであれば、資格は強力な武器になるのです。

また、介護事務の仕事は非常に人気があり、競争率も高めです。現実、未経験で何の資格もない人が仕事に就くことは、どんどんと厳しくなっています。

これは正社員でもパートでも一緒で、確実に採用されるためにも最低限資格は取得しておいたほうが良いでしょう。

もちろん、資格を取得すれば履歴書に堂々と記載することもできますよ!

 

②一生役立つ知識が得られる

資格を取得することで、一生モノの知識とスキルが手に入ります。

その過程のなかで、介護保険制度の仕組みや福祉制度、接客の仕方や介護の基礎知識、パソコンによる請求方法など幅広く学べるのです。

また、結婚・出産・育児などで一時的に仕事から離れることがあっても、一度身につけてしまえば考え方のベースは変わりません。レセプトの書式や業務内容も全国共通です。

復職に有利なのはもちろん、将来家族や自分が介護を受ける立場になった際にも役立つ実用性の高い知識が得られます。

とはいえ、どのような資格もそうですが、

「将来のために、とりあえず資格だけ取っておく!」

という考え方はオススメできませんね^^;

資格を取るだけで仕事に就かなければ、覚えた知識はすぐに忘れてしまいます。介護報酬も原則3年に1度のペースで改定されるので、その都度アップデートが必要です。

資格も重要ですが、それ以上に『経験』が重視される業界だということを忘れないでください。

改定の度に知識を更新していくのは大変ですが、勉強していてとても面白いんです。介護事務の仕事は、育児をしながらでも働けるので、これからも続けていけたらなぁと思っています。

 

③就職先の斡旋が受けられる

正直、介護事務の求人はもの凄く少ないです。

とくに小規模の事業所では、”介護事務単独”で雇う余裕がなく、他の事務員やケアマネなどが兼任で行うケースが大半なので、そもそも募集自体行われていません。

とはいえ、一口に介護施設と言っても、全国には12万以上の施設があり、それぞれ形態も違えば職場環境も異なります。

もちろん、大規模な施設では介護事務の募集もたくさん出ています。

なので、もしあなたが介護事務として働きたいのであれば、複数の施設・事業を運営しているような大きな施設を探してみてください。

規模が大きく歴史がある社会福祉法人は、経営が安定しており、給与や福利厚生にも恵まれていることが多いんじゃ。

例えば、以下のような案件。

月収23~25万、残業ゼロ、賞与年2回支給

このような魅力的な求人は、当然競争率も高くなりがち・・・。

求人サイトやハローワークで公開すれば応募が殺到してしまうため、ネット上に一般公開されていません。そして驚くべきことに、一般公開されていない求人は『非公開求人』と呼ばれ、介護事務求人全体の約3割を占めているんです。

では、このような非公開求人は一体どこで募集されているのでしょうか?

それが、資格講座の修了後に無償で提供される『就・転職サポート』です。

このサービスを利用すると、高待遇求人を個別に紹介してくれるだけでなく、履歴書の書き方から面接対策まで専任コンサルタントが個別でサポートしてくれます。

就職サポートを活用することで、得られるメリットは主に以下の2つ。

・求人紹介から面接同行までのサポートが無料で受けられる
・受講中からサポートが受けられるため、講座修了後すぐに働ける

もちろん、メールや電話相談も可能です。また、個人では中々繋がるのが難しい大手企業とのコネクションを持っている講座もあり、独学にはない強みがたくさんあります。

特に、

資格取得後、本当に働けるかどうか不安・・・。

という方は、講座の受講を検討してみてはいかがでしょうか。

業界に精通したプロに相談することで、初めて介護業界で働く方も安心して就職活動をすることができますよ。

さらには、職場体験や実際に現場で働く人の話が聞けるセミナーなども開催されているので、これから福祉の仕事をやってみようと考えている方は上手に活用してみてください。

過去の就職実績やデータについては、各講座の無料パンフットに詳しく掲載されているので、一度目を通してみると良いでしょう。

必ず、何か新しい発見があるはずです。

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最後に

現場に飛び込んで一つひとつ学んでいくより、事前に資格を取得し、介護事務の知識を身につけておくほうが間違いなく効率的です。

また、施設で利用者さんやその家族から質問されたときも、きちんと説明して納得してもらわなければいけません。その際、自信を持って説明するためには基礎的な知識がベースにないと厳しいですよね。

というわけで、

介護事務の資格は取っておいて損はない!

というのが私の結論です。

就職の際は有利に働くし、身につけた知識やスキルは一生役立ちます。

一生ものである介護事務の資格、ぜひ取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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