介護事務に求められる能力 − パソコンスキルは必須なのか?

介護事務に求められるスキル

超高齢社会を迎えている日本。

2025年以降、4人に1人が高齢者になると予測されており、それに伴い『介護事務』の需要も右肩上がりで増えています。

では、介護事務スタッフとして働くためには、どのようなスキルを身につければ良いのでしょうか?

介護事務の仕事は、通常の一般事務とは異なります。さまざまな能力が求められるため、誰でもできる職業というわけではないのです。

そこで当記事では、介護事務として働くために必要なスキルについて簡潔にまとめてみました。

これから目指す方は、ぜひ参考にしてみてください。

介護事務の仕事に求められる3つの能力

①レセプトの作成

こちらの記事でも書いたとおり、介護事務の仕事内容は概ね以下の4つ。

①介護報酬請求業務
②受付や会計
③手続きや問い合わせ
④その他事務全般

この中でも、特にメインとなるのが介護報酬を保険者(市町村)に請求する『介護報酬請求業務(レセプト作成)』です。

この業務では、万が一介護レセプトの内容に不備や間違いがあった場合、施設の重要な財源である介護報酬が入金されない危険性もあるため、正確かつ迅速に作成する能力が求められます。

介護報酬請求業務について、詳しく知りたい方は以下の記事をお読みください。

>>介護事務の仕事内容とは?

また、レセプトを作成する際は、介護保険制度の仕組みから介護給付費の算定方法、さらには書類の正しい書き方まで専門的な知識が必要になってきます。

少なくとも、

・介護報酬制度
・介護保険制度
・各施設における業務内容
・審査機関の考え方と審査システム

等など、一通りの業務をこなすうえで理解すべき項目は多岐にわたるのです。

もちろん、一度基本的なルールさえ覚えてしまえば、そこまで難しい内容ではありません。

しかし、最初のうちは聞き慣れない言葉がたくさん出てくるため、混乱してしまう方も多いようです。

自分で勉強する際は、まずは介護保険制度の基礎から学び、その後に書類の作成方法などの実務的な内容に入っていくとすんなり頭にも入ってきやすいと思います。

 

②パソコンスキル

介護事務の仕事では、パソコンを使う場面が多々あります。

例えば、介護報酬の請求はコンピュータによる電子請求が基本です。ケアプランの作成や単位計算、レセプト作成に至るまで、現場では全て専用ソフトを用いて行うため、最低限のパソコンスキルは欠かせません。

また、働く施設によっても異なりますが、利用者さんの個人情報を入力したり、スタッフの勤怠を表管理したり、あるいは施設内のイベントで印刷物を作ったりする機会もあるので、エクセルやワードもある程度使いこなせたほうが良いでしょう。

とはいえ、介護サービス専用のソフトは入力画面が特殊であるものの、一度流れを掴んでしまえばそこまで高度なスキルは求められません。

レベル的には、一般的な会社の事務員と同じくらいの能力があれば、誰でも操作は可能だと思います。

もし、パソコンスキルに不安を抱えているのであれば、現場で実際に使われるソフトを使用しながら学べる通信講座もあるので、思い切って受講を検討してみてはいかがでしょうか。

 

③コミュニケーション能力

介護事務の仕事をこなすうえで、コミュニケーション能力は最も重要なスキルの一つ。

例えば、施設の利用者やその家族への対応、同僚のサポート、または各種関係機関や他のサービス事業所との連絡等など、業務の中でさまざまな人とコミュニケーションを取る機会は意外と多いです。

その際、

・言葉遣いや態度は、相手を不快にさせていないか?

・相手の話をきちんと聞き、理解することができるか?

・相手や周囲の状況を観察し、的確に把握することができるか?

という点に気をつけなければいけません。

特に介護事務の場合、一般の事務職とは異なり、『利用者さんやその家族の不安を和らげる』というワンランク上のコミュニケーションが求められます。

利用者さんのなかには、高齢で滑舌が悪かったり、認知症を患って思考力や判断力が低下していたりする方も大勢いらっしゃるので、より一層きめ細やかな心遣いが必要になってくるのです。

基礎的なコミュニケーションスキルに関しては研修などでも学ぶことができますが、それ以上に日頃から様々なことに配慮する癖がついているかどうかが物を言います。

介護施設で働くことを希望するのであれば、普段から相手が何も言わなくても、その人が欲していること、してもらいたいことを理解しようとする姿勢を意識してみてください。

そうすることで、相手の気持ちも少しずつ分かってくるようになるはずです。

最後に伝えたいこと

先述した通り、介護現場ではデスクワーク以上に、周りとのコミュニケーションの方がはるかに重要です。

大切なのは、相手の立場に立って物事を考えること。

これが理想ではありますが、現実なかなかそう上手くはいきません。

例えば、介護事務のメイン業務に『介護報酬請求業務』がありますが、そればかりに集中してしまうと、つい相手の話を聞き流してしまうこともあります。

特に、月末月初の忙しい時期になると、じっくり相手の話に耳を傾ける余裕がなくなってしまうのです。

そうならないためにも、事前に介護保険証の見方など、業務の基本的な知識くらいは専門講座で集中的に学んでおくべきでしょう。

なかには、講座修了後、求人サイトやハローワークには掲載されない『好条件の求人』を優先的に斡旋してくれるスクールもあるので、上手に活用してみるのもありですね。

とにかく、市販の参考書を買って独学で勉強するよりも、講座を受講したほうが時間的にも金銭的にも断然お得です。

本気でやる気のある方は検討してみてください。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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