介護福祉士からのスキルアップにおすすめの資格7選

介護職スキルアップ
介護福祉士からスキルアップするにはどんな方法があるの?

そうじゃなぁ。ほかに資格をとれば、仕事の幅がぐ~んと広がるぞよ。

なるほど。新しい発見があるかもしれないね!

「今より高い給料がほしい」
「知識や技術を身につけてスキルアップしたい」

このような考えをお持ちではありませんか?

とはいえ、何から手をつけて良いのかわからない…。そんな人にオススメなのが、新たな資格の取得です。

介護福祉士にプラスして、福祉や介護に関連する資格をとれば、より効率的に業務をこなせるようになります。また仕事の幅が広がり、キャリアアップにもつながるでしょう。

そこで当ページでは、介護福祉士のスキルアップに役立つおすすめ資格を厳選して紹介していきます。

では、さっそく見ていきましょう!

なぜ、資格を取得するとスキルアップにつながるのか?

介護福祉士 ほかの資格の保有状況
上記は、介護福祉士に対して「ほかにどのような資格を持っていますか?」と尋ねたアンケート結果じゃ。

へ〜。ホームヘルパーの割合がもっとも多くて、次にケアマネジャーがきてるのね!

ホームヘルパーは元々持っておったんじゃろ。スキルアップを目指すなら、ケアマネジャーはぜひとも取得しておきたい資格じゃな。

資格を取得した動機
つぎは「資格を取得した動機」について尋ねたアンケート結果じゃ。

「知識・技術を得るため」と答えた人が7割以上もいるのね!

スキルアップの一番の近道は資格を取ることじゃからな。

転職にも有利になるなんて、まさに一石二鳥ね。

資格取得によるメリット
さいごに「資格取得によるメリット」について尋ねたアンケート結果じゃ。

お〜!「知識・スキルが体系化された」「給与・手当に反映された」と答えた人が半数近くいるわ。

新しく資格を取ることで、スキルアップにも、収入アップにもつながることが分かるじゃろ。

うん、そうだね!わたしも新しい資格にチャレンジしたいなぁ。

了解じゃ。これから介護福祉士にオススメの資格を紹介していくぞ。その中から、じぶんが興味のあるモノを選ぶんじゃ。

わかりました!どんなのがあるか楽しみだな〜。

介護福祉士のスキルアップにおすすめの資格一覧

ケアマネジャー(介護支援専門員)

まずは、ケアマネじゃ。介護サービスのコーディネーターとしての視点を得られるぞよ。

スキルアップを目指す人が、まず挑戦したいのがケアマネジャーです。

正式名称は介護支援専門員、一般にはケアマネとも呼ばれています。国が認定する国家資格ではありませんが、都道府県知事の登録をうける公的資格になります。

おもな職場は、居宅介護支援事業所・介護老人保険施設・介護予防支援事業所など。介護サービスの利用者のために介護プランを立案したり、サービスの利用状況を定期的に確認したり、必要に応じてサービスを見直したりします。

ひと言でいうなら、介護サービスのプランナー、あるいはコーディネーター的な存在です。

ケアマネの仕事では、現場で介護福祉士として働いた経験を活かせるメリットがあります。たとえば、介護プランを考えるとき、利用者の日常生活をリアルにイメージしやすいぶん、最適な提案をすることができます。

今後、介護の専門家としてよりよいサービスを提供するためには、ぜひとも取得しておきたい資格です。

→ケアマネジャーの資格取得方法はこちら

主任ケアマネジャー(主任介護支援専門員)

主任ケアマネジャーは、ケアマネの中でもリーダー的存在です!

主任ケアマネジャーは、通常のケアマネよりワンランク上の上級資格です。

職場でケアマネの相談に乗ったり、困難な案件を対処したりする、介護相談のエキスパート。業務では、ケアマネジメントに関する専門的な知識や技術がもとめられます。

また、地域包括支援センターや特定事業所加算を取得する事業所では、主任ケアマネの在籍が必須条件。そのため、資格をもっていれば就職の選択肢が広がるメリットもあります。

資格は、ケアマネジャーの実務経験が5年以上あり、さらに所定の研修を修了すれば取得できます。研修の実施方法は、都道府県ごと異なりますが、10日間でおこなわれるケースが多いです。

すでにケアマネジャーとして活躍されている方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

→主任ケアマネジャーの資格取得方法はこちら

社会福祉士

社会福祉士の資格があれば、介護だけでなく総合的な支援を展開できるようになるのじゃ。

社会福祉士は「社会福祉士及び介護福祉士法」によって定められた、国家資格。

身体や精神の障害、あるいは生活環境に支障のある人の相談に乗り、援助するのが仕事です。一般では、ソーシャルワーカー、ケースワーカーと呼ばれています。

おもな職場は、福祉関係施設・生活保護関係施設・福祉事務所・医療機関・地域包括支援センターなど。こうした施設で、障害や支障をかかえた人の相談を受けて、他の機関と連携しながら支援をおこないます。

たまに「社会福祉士とケアマネでは、一体どこが違うの?」という質問をうけますが、ケアマネは介護保険に準じて、その範囲のなかで高齢者介護サービスにかかわります。一方、社会福祉士は高齢者にかぎらず、もっと広い範囲で福祉にかかわる仕事です。

社会福祉士には、ケアマネや介護福祉士の資格を併有している人が多いのに対し、介護福祉士が併有しているケースは全体の5%程度と少なめです。

資格は、国家試験に合格すれば取得できます。ただし受験者数は年々増加しており、非常に難易度が高いです。

「将来は幅広く福祉に関わっていきたい!」とお考えの方は、検討してみてはいかがでしょうか。

福祉住環境コーディネーター

毎年多くの介護スタッフが受験している試験です!

福祉住環境コーディネーターは、福祉資格のなかでも人気を誇る民間資格。

試験には1級から3級まであり、1級はかなり難しいです。介護福祉士としての仕事をメインに考えているのであれば、2級で十分でしょう。

資格を取得することで、高齢者や障害者に対して、住みやすい住環境を提案するアドバイザーの仕事ができるようになります。

主な仕事内容は以下のとおり。

①住宅改修にかかわるケアマネジャーとの連携
②福祉用具・介護用品・家具の選択や利用法のアドバイス
③バリアフリー住宅の新築・建て替え・リフォームのコーディネート

資格を取得するには、東京商工会議所が主催する検定試験に合格しなければなりません。ちなみに2016年の2級試験では、受験者26,281人に対して合格者12,706人、合格率48.3%でした。

毎年、多くの介護福祉士やケアマネジャーが受験しています。まだ取得されていない方は、チャレンジしてみるとよいでしょう。

医療介護福祉士

医療介護福祉士の資格をとれば、医師や看護師などの医療チームからの信頼も厚くなるんじゃ。

医療介護福祉士は「一般社団法人 日本慢性期医療協会」が認定する民間資格。

医療機関や介護保険施設において、医療チームのメンバーとして活躍できる介護福祉士を育成することが目的です。

介護の現場では、医療サービスを必要とする利用者が数多く、年々増え続けています。そのため、一定の医学知識をそなえた介護福祉士の需要が高まっているのです。

医療介護福祉士は、このような社会的ニーズに後押しされる形で、2010年にスタートした新しい制度。資格は、介護福祉士としての実務経験が1年以上あり、所定の研修を受講することで取得できます。

研修期間は6日間(講義16単位、実習8単位)。修了後のテストに合格すると、正式に医療介護福祉士として認定されます。

これまで介護福祉士のスキルアップといえば、ケアマネジャーを目指すルートが一般的でした。しかし、医療介護福祉士の誕生で「医療知識を身につけたい」「仕事の幅を広げたい」と考える介護福祉士にとって、新たな選択肢が増えたといえます。

現在、医療機関で働いている介護福祉士はもちろん、老人ホームや介護施設で働く方々のスキルアップにも役立つでしょう。

認定介護福祉士

介護福祉士のキャリアアップのために、2015年からスタートした新しい制度です!

認定介護福祉士は、ひと言でいえば介護職チームのマネジャー。

介護福祉士のトップに位置し、次のような仕事をおこないます。

①介護チームのリーダーに対する教育指導
②介護サービスのマネジメント
③介護チームと他職種との連携強化

認定介護福祉士になるためには、介護福祉士としての実務経験が5年以上あり、計600時間の研修を修了後、認定介護福祉士認証・認定機構認定による認定を受けます。

研修では、生活支援を軸におき、医療やリハビリテーションとの連携やマネジメントについて学んでいきます。2016年5月までに、長野・東京・名古屋・大阪の4ヶ所で開講されています。

認知症ケア専門士

専門的に認知症ケアスキルを学べるオススメの資格じゃ。

認知症ケア学会が認定する民間資格です。

認知症専門介護福祉士(仮称)がスタートしていないこともあり、多くの介護福祉士が取得しています。

資格は、過去10年間において3年以上の認知症ケアの実務経験があり、認定試験に合格すれば取得できます。なお、認知症ケアの実務経験を証明する際、施設は認知症専門である必要はなく、資格の有無も問われません。

現在、65歳以上の4人に1人が認知症あるいは予備軍ともいわれており、認知高齢者を専門的にケアできる人材が求められています。

今後、さらに社会的ニーズが高まる資格といえるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、介護福祉士のスキルアップに役立つ資格をいくつか紹介しました。

一般的に、介護職のキャリアアップといえば、ホームヘルパーから介護福祉士へ、介護福祉士からケアマネジャーへ…順々に資格を取得していくことだと考えられています。

実際、わたしもそのような道を歩んできました。

しかしそれ以外に、積み重ねた経験と知識によって、介護福祉士としてさまざまな分野で活躍することもキャリアアップに変わりありません。

たとえば、介護福祉士がベースにあり、特養の介護職員になったり、ケアマネとして働いたり、訪問介護事業所のサービス提供責任者を任されてみたり…。さまざまな職場を経験することで、介護福祉士としての専門性が増していくことだってあるのです。

介護福祉士としての生活は、長年のキャリアの積み上げによって、自分自身を成長させてくれるものです。人としてどうあるべきか教えてくれる仕事って、ほかに見つかりません。

常に学びの姿勢を忘れず、自分の仕事にプライドを持って取り組んでみてはいかがでしょうか。